金正日の一日と一週間のスケジュール

以下は金正日の執務室の場所、及び金正日の一日の予定や一週間のスケジュールに関する証言。

平壌の金日成広場から見ると、人民大学習堂の背後に労働党中央委本部庁舎があり、一号庁舎の構内には三階建ての党組織指導部の建物がある。その三階「85号執務室」と呼ばれる金正日の仕事部屋があるが、三階の全フロア―が金正日専用で、党組織指導部書記室とも呼ばれている。李韓永は「金正日は昼の十二時頃起きて、深夜まで仕事をしたと明け方に戻って寝る、というパターンなので、夕食は十一時が零時頃になる」と述べている。
また、高英煥は「昼はほとんど仕事をせず夜十一時から明け方五時まで仕事をする」と書いているように、金正日が深夜型の人間であることはよく知っている。金正日の伝記には、深夜に呼び出された幹部たちのエピソードが数多くある。「執務室で夜明けを迎えた金正日は、早朝、ある建設現場に出向き昼過ぎまで実務指導する、正午をかなり過ぎたころ現場を離れ、昼食もとらず牡丹峰競技場(現在の金日成競技場)へ行き、そこで二時間あまり第六回党大会慶祝マスゲーム『党の旗のもとに』の練習を指導し、幹部壇の配置を確認。午後五時近く、競技場を出て平壌第二百貨店に立ち寄り、祝日の商品準備状況を確認する。次に新築された中央通信社の社屋を視察し、完工を控えた蒼光通りに向かう。そして、三十階建てマンションの最上階バルコニーに登り、市内を見渡しながら建設の展望を語る。そのあと昼食を兼ねた夕食をとり、食後、党中央委庁舎に戻り、執務室で夜の十二時まで山積みしている文書を処理する」
曜日別に各部門の案件を処理している。
月曜日 党組織指導部 
火曜日 人民武力部
水曜日 主席部および党財政経理部 
木曜日 政務院 
金曜日 党中央委員会 
土曜日、日曜日は連休。
(『北朝鮮 解体新書』)