スローガン

真っ赤な下地に白い文字で書いたスローガンが村の入り口ごとに、山や野原にも掲げられていた。「偉大な首領金日成同志の万寿無疆(ばんじゅむきょう)を謹んで祝福します」「栄光ある朝鮮労働党、万歳!」「速度戦 殲滅戦」「絶対性 無条件性」(崔銀姫・申相玉『闇からの谺』)
咸興の学校の廊下にはモットー、スローガンを書いた横断幕が張られていた。「国家のために勉学に励もう!」「金日成元帥は見ておられるぞ!」(イ・ヒョンソ『七つの名前を持つ少女』)
北朝鮮ではどこの共同農場にもチュチェ農法の宣伝室がある。正四角形の五十坪ほどの部屋だった。正面に金日成の肖像がかけられている。その両側に「全社会を金日成主義化しよう!」「偉大なチュチェ農法万歳!」「我々式に生きていこう!」「生産も学習も生活も抗日遊撃隊式に!」などのスローガンが掲げられている。(安哲兄弟『秘密カメラが覗いた北朝鮮』)
「節約、節約、また節約!(チョリャク・チョリャク・ト・チョリャク!)」の党スローガンは当然、人民班の仕事にも含まれる。(アレクサンドル・ジェービン『私が見た金王朝』)