子供の遊び

北朝鮮の子供たちはどのような遊びをしているのか。

冬になって雪が降ると、私は友達と雪そりに乗って学校へ通った。
私たちの住む辺りは山に囲まれた谷間だったので、学校に行くには山の中腹まで登って、広い山道まで出なければならない。
息を切らしてやっと山の中腹まで登り、足の裏にトウモロコシの茎を敷いて、綱で前後の人の腰をぎゅっと縛ってから雪ソリに乗りこみ、思いっきり滑り降りる。ソリの勢いで身体が投げ飛ばされても、面白くて仕方なかった。
また牛のマグサ入れの飼葉桶をこっそりと持ち出し、水に浮かべて船がわりに乗って遊んだりもした。大人たちに鞭で追いかけられ、慌てて逃げようと、ぐらぐら揺れる桶から滑って水に落ちることも楽しかった。
スケトウダラ狩りという遊びもあった。近所の鴨牧場で、凍らせたスケトウダラをたくさん仕入れて鴨の餌にしているという噂を聞いて、何人か集まって押しかけた。
男の子たちがひょいっと鉄の門を越えて入り、壁にぶら下げてあるスケトウダラをとって外に投げると、外で待っている女の子たちがリュックにサッと入れ、山の方に走って逃げ出す。
狩りが無事に終わり、スケトウダラを平等に分けてみんなで歌を歌って帰る。(月刊朝鮮『祖国を棄てた女』)
ホン・スンジョのことは一番親しい仲間だと思っていた。休み時間には一緒にゴンギ(小石などの駒を宙に投げ、それが落下する前に地面にある駒を取る遊び)で遊んだ。(『十四号管理所からの脱出』)